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Isotope 217°(アイソトープ 217°)
『THE UNSTABLE MOLECULE』(ジ・アンステイブル・モルキュール)

THRILL-JP 49 / HEADZ 220(原盤番号:THRILL 049)
価格:2,000円+税
2017.8.9 on sale ※オリジナル(US)盤発売日:1997.11.4

●日本盤ライナーノーツ:原雅明/柳樂光隆(Jazz the new Chapter)
●日本盤CDのみボーナス・トラック2曲収録




【『THE UNSTABLE MOLECULE』収録曲】

1. KRYPTONITE SMOKES THE RED LINE
2. BENEATH THE UNDERTOW
3. LA JETEÉ
4. PHENOMETRICS
5. PRINCE NAMOR
6. AUDIO BOXING
7. ODE TO PHILOPHONY
8. EXPEDITION RHOMBUS


※ track 7,8 … 日本盤CDのみのボーナス・トラック






推薦コメント


「トータスのようなポスト・ロックのサウンドが、
ジャズのフィールドから当たり前のように聞こえてくるようになり、
ジャズ・ミュージシャンがポスト・プロダクションに配慮するようにもなった2017年に、
このアルバムが再発されるのはとても意味のあることである。
ここで追求されていた空間性とアンサンブル、
ビートとポスト・プロダクションとのバランスは、
いまこそ更新されるべきものでもあるだろう。」 — 原雅明


「今から20年前、
1997年に生まれたこの『THE UNSTABLE MOLECULE』は、
現在起こっているジャズの革新が突然起きたトレンドではなく、
アメリカのジャズ・シーンの様々な場所で起きてきたことの延長にあることを教えてくれる。」 — 柳樂光隆(Jazz the new Chapter)











ヒップホップやビート・ミュージック、ソウル/R&B等、他ジャンルとの幸福なハイブリッドを実現したジェフ・パーカーの最新鋭ジャズ・アルバム『The New Breed』の原点はここにある。

2017年5月、ビルボード・ジャパンでの公演とGREEMROOM FESTIVALの出演のため、来日を果たしたポスト・ロックの代表バンド、トータス。
そのトータスの5人のメンバーの内、3人が参加していたアイソトープ217°は、現在のジャズの新たな潮流を予見・実践していた、今こそ再評価されるべき早過ぎたスーパー・グループであった。
シカゴ・アンダーグラウンド(・オーケストラ、デュオ、トリオ、カルテット他)の創始者、ロブ・マズレクもメンバーに名を連ねていた。

日本では長らく廃盤になっていた、1997年に発表された彼らの名盤の誉れ高い1stアルバム『THE UNSTABLE MOLECULE』(日本では1998年にトータスの歴史的名盤『TNT』と同時に発売されたが、2003年より廃盤)が、リリースから20周年を迎えるこの2017年、遂に再発される。
生演奏によるアンサンブルと、当時まだ一般的ではなかったハードディスク・レコーダーを駆使したポスト・プロダクションの絶妙なバランスによる、ジャズをベースに、ファンク、ダブ、アンビエント・ミュージック等をシームレスにブレンドした、空間性を生かしたクールかつグルーヴィーなサウンドは、今もなお全く古びていない。

主要メンバーだったジェフ・パーカーは、昨年発表した2枚のアルバム『The New Breed』(International Anthem)、『Silent Freedom』(Eremite)が数々の年間ベスト・アルバムに選出されたことで、トータスのメンバーとしてだけでなく、ジャズ・ギタープレイヤーとして本国アメリカは勿論、ヨーロッパや日本でも俄然注目度が上がり、初の単独名義での来日公演も開催される(8月14日〜16日にコットンクラブにて)絶好のタイミングでの再発となる。

トータスの『TNT』(1998年)収録のハウシーな名曲「ジェッティ」(Jetty)のオリジナル・ヴァージョンとも言える「ラ・ジュテ」を収録。

CDヴァージョンのみボーナス・トラック2曲収録(デジタル版はThrill Jockeyの意向によりボーナス・トラックは収録されておりません)。

再発に際し、益子樹(FLOAT)による、USオリジナル盤に忠実な最新マスタリング音源を採用しています。

ジャイルズ・ピーターソンは自身がパーソナリティーを務めるBBCラジオ番組に今年4月22日のレコード・ストア・デイ記念のゲストとしてジェフを招き、このアルバムを(LPで)紹介しています(ストレイト・ノー・チェイサーのポール・ブラッドショウもジェフを自分のラジオ番組のゲストに招いています。今年5月にオンエア)。

今年5月の『ミュージック・マガジン』誌(7月号に掲載)でのジェフとネルス・クライン(ウィルコ)の対談取材の際にも、ネルスがアイソトープ217°を二人が知り合う以前から大好きだったと語っています。

ハードコア経由で90年代の新たなUSインディー・ロックの潮流を牽引し、ポスト・ロックの先駆者として、既にかなり斬新な異種交配を行なっていたトータスが、新たにコラボレートを始めたのが地元シカゴで活動するジャズ・ミュージシャンで、そのキックスタート的に活動を開始したのが、アイソトープ217°でした。











Isotope 217°(アイソトープ 217°)

1995年、トータスのライヴでもファンキーなリズムセクションを担当することが多いダン・ビットニーとジョン・ハーンドン(ジョニー)の二人が、既にトータスのライヴやレコーディングに参加していたジェフ・パーカーを誘い、ジェフと同じく、シカゴ・アンダーグラウンド・オーケストラのメンバーで、後に『TNT』にも参加するロブ・マズレクとサラ・P.スミス、ダンやジョニーも関係していたファンク・ロック・バンド、アップタイティー(Uptighty)やトランクウィリティ・ベース(Tranquility Bass)にも参加していたマット(マシュー)・ラックスが合流し、アイソトープ217°が結成された。
1997年に1stアルバム『THE UNSTABLE MOLECULE』、1999年に2ndアルバム『utonian_automatic』、2000年に3rdアルバム『WHO STOLE THE I WALKMAN?』を発表している。

コルネット奏者のロブはサンパウロにてサンパウロ・アンダーグラウンドを結成するなどブラジルで活動していたが、現在はテキサス在住で、ジェフの『ザ・ニュー・ブリード』をリリースしたInternational Anthemを始め、様々なレーベルから多様なプロジェクトでのリリースを重ね、どの作品も高く評価されています(『The WIRE』誌では年間ベストの常連)。

ベースのマットは、ロブ関連のジャズ系のレコーディングの他(シカゴ・アンダーグラウンド・デュオのプロデュース他、プレイヤーやエンジニアとして数々の作品に参加。ジェフの『ザ・リラティヴス』にはコンポーザーとして参加)、アイアン・アンド・ワインの近作にも参加している。

ジェフのバークリー時代からの朋友のトロンボーン奏者、サラ・P.スミスは現在も音楽活動を続けていますが、この1stアルバム発表後、病気療養のためアイソトープ217°での活動を休止した。

『THE UNSTABLE MOLECULE』の録音とミックスはガスター・デル・ソル(前身バンドのバストロの後期から)やトータスの初期メンバーで、DIRECTIONS名義での『DIRECTIONS IN MUSIC』やHIMのプロデュースでも手腕を発揮したバンディ・K.ブラウン(近年もジェフ・パーカー・トリオの2012年のアルバム『Bright Light In Winter』や、2017年のJoshua Abrams Natural Information Society『Simultonality』のミックスを担当)と、リズ・フェアやヴェルーカ・ソルトからジョーン・オブ・アーク周辺のものまで、シカゴのインディー・シーンのレコーディング支え、トータスのライヴPAで何度も来日していたケイシー・ライス(現在はメルボルン在住でダーティー・スリーやスマッジ等の作品にも参加。ジェフ・パーカー・トリオの『Bright Light In Winter』やロブ率いるExploding Star Orchestraの2015年作『Galactic Parables: Volume 1』のマスタリングも担当している)の当時のシカゴ・シーンの鉄壁の布陣で、メンバーのダン、ジョニー、ジェフに加え、ジョン・マッケンタイアもミックスで参加。録音とミックスはジョン・マッケンタイアのスタジオ、SOMA ELECTRONIC MUSIC STUDIOで行われている。








Now Available


ジェフ・パーカー『ザ・ニュー・ブリード』(Jeff Parker“The New Breed”)

IARCJ009 / HEADZ 218 \ 2,000 + 税
ジェフ・パーカーはトータスの中で唯一ジャズを出自に持つメンバーであり、バークリー音楽院出身で、ジョシュア・レッドマンやブライアン・ブレイドの作品にも参加している。
『The New Breed』のプロデュースはジェフ自身と、エイミー・マン、アラン・トゥーサン、ノラ・ジョーンズの作品等で有名なポール・ブライアンが担当(ベースでも参加)。
エスペランサ・スポルディングやミゲル・アトウッド・ファーガソンとも共演してきたサックス奏者、ジョシュ・ジョンソン、ロバート・グラスパー・トリオのメンバーで、先鋭的ジャズ・コレクティヴ、エリマージを率いる新世代ドラマー、ジャマイア・ウィリアムスが脇を固めている。
ヴィブラフォン奏者のボビー・ハッチャーソンの「ヴィジョンズ」のカヴァー以外は、ジェフのオリジナル曲で、コンポーザー、アレンジャー、(Jディラに影響を受けた)ビートメイカーとしての非凡なる才能を大いに発揮している。
唯一のヴォーカル曲(ジェフの娘さんをフィーチャー)のヴォーカル録音は同僚ジョン・マッケンタイアが担当。
◎解説:柳樂光隆(Jazz the new Chapter)
◎日本盤にはボーナス・トラックとして、シカゴ在住の注目のドラマー、マカヤ・マクレイヴンによる新作リミックスを収録。



ジェフ・パーカー『ザ・リラティヴス』(Jeff Parker “THE RELATIVES”)

THRILL-JP 17 / HEADZ 37 ¥ 2,300 + 税
2004年(米国発売は2005年)発表のソロ・アルバム(スリル・ジョッキーからの唯一のリーダー・アルバム)。
日本盤のみボーナス・トラック2曲収録。




recorded and mixed at SOMA ELECTRONIC MUSIC STUDIO.
all songs recorded by Bundy Brown and Casey Rice.
‘KRYPTONITE SMOKES THE RED LINE’mixed by BKB, DJB, JCH.
‘BENEATH THE UNDERTOW’, ‘PHENOMETRICS’, ‘PRINCE NAMOR’mixed by BKB.
‘LA JETEÉ’mixed by DJB, JCH, JLP.
‘AUDIO BOXING’mixed by DJB, JCH, JCM.
Played by Dan Bitney(Drums, Percussion), John Herndon(Drums, Percussion), Matt Lux(Bass), Rob Mazurek(Cornet), Jeff Parker(Guitar), Sara P. Smith(Trombone), Cello on‘LA JETEÉ’played by Poppy Brandes.



Jeff Parker来日情報

3月にNY、4月にはヨーロッパで開催され、絶賛された『The New Breed』レコーディング・メンバーとのスペシャル・ライブセット「JEFF PARKER & THE NEW BREED」の公演が決定しました!!!


JEFF PARKER & THE NEW BREED
ジェフ・パーカー & ザ・ニュー・ブリード


2017年8月14日(月)〜8月16日(水) at COTTON CLUB

[1st.show] open 5:00pm / start 6:30pm
[2nd.show] open 8:00pm / start 9:00pm

MEMBER:
Jeff Parker (g,sampler)
Josh Johnson (sax,key)
Paul Bryan (b,key)
Jamire Williams (ds,sampler)


http://www.cottonclubjapan.co.jp/jp/sp/artists/jeff-parker/



 


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